肺炎球菌ワクチン(PCV15)

肺炎球菌は小児の細菌性髄膜炎の原因菌で、死亡も含めて重篤な結果を引き起こす原因菌です。先進国の多くでは定期接種に組み込まれており、それらの国々では病気自体が無くなりつつあります。日本でも公費で接種を受けることができるようになり細菌性髄膜炎の発症頻度は減っています。生後2か月から計4回ワクチンを接種します。

従来の13価肺炎球菌ワクチンは13種類の肺炎球菌に効果がありましたが、新たに2種類多い15種類の肺炎球菌に予防効果がある15価肺炎球菌ワクチンが2024年4月より接種可能となりました。