子宮頸がんはウイルス性のがんで、日本では毎年約8500人の女性が発症され、約2500人もの方が亡くなられています。ワクチン接種により子宮頸がんの発症を約8割予防できます。
現在小学校6年生から高校1年生に相当する女子は公費で接種できますので、ぜひ受けるようになさってください。
なお現在9価ワクチンが推奨されており、子宮頸がんの原因の80-90%を占める7種類のウイルス(HPV16/18/31/33/45/52/58)の感染予防効果があるため、当院でも9価ワクチンを使用しております。詳しくは医師にお尋ねください。
なおこのワクチンは過去に副反応が社会問題となりましたが、詳細に調べられた結果ワクチンとの因果関係は否定されています。同じワクチンは世界中で実施されていますがこのような問題は日本以外では発生しておりません。子宮頸がんの好発年齢が20代から30代にかけてということを考えると接種することのメリットの方が大きいと考えております。
子宮頸がんワクチンのみご予約が必要です。