暖かい陽射しにさそわれ、草木ものびのびと成長し、生命力を感じさせてくれる季節になりましたね。
さて、そんな4月は5組のママ&ベビーちゃんが参加されました。
今回は受付時点から、ベビーちゃん達のなんと穏やかなこと・・・!(と見せかけて嵐の前の静けさパターンでしょうか??果たして・・・)
今回も一人ずつ簡単な自己紹介で緊張をほぐしたのち、理事長の育児よろづ相談コーナーからスタート。

暖かくなってお外を歩くのもウキウキしてくるこの季節、ベビーの外出着についての質問がありました。
赤ちゃんは大人より体温が高いので、大人より一枚薄着くらいが丁度よく、4月時点だと綿100%の肌着+ロンパース程度がいいのではという話や、夏場のベビーカー使用における注意点などのお話もありました。
その後、手洗い・ベビーの体重測定が終わると、二階に移動しタッチケアスタートです。
部屋が変わって服を脱ぐとたいていびっくりして泣いちゃう子もいるのですが、この日のメンバーは・・・まさかの一人も泣かず。チーム「穏やかさん」でした!
ちなみに、タッチケアの基本は小さい子であってもまず「同意を得ること」。
言葉がまだ話せない赤ちゃんでも、嫌がって泣くようなら無理に行わず、機嫌の良いタイミングで行ってください。「今からタッチケアするね〜、さわっていいかな〜?」と優しく声をかけてあげてください。

優しい声と眼差し、手の温もりで、ベビーちゃんもリラックスしてじっとママを見つめています。
その目には何が写っているのでしょうか。きっと笑顔のママですね。
このころの赤ちゃんにとっては、「ママがすべて」。タッチケアをすることで身体の発育はもちろん、自分を見てくれる、声をかけ、触れてくれる、それが安心感となり、自己肯定感を高めることにも繋がると言われています。

ねんねスタイルでおとなしくなんてしていられない!そんな元気いっぱいハイハイ期の赤ちゃんには、お望みのご機嫌なスタイルで行ってください。ママもベビーも、笑顔で継続して続けられることが大切なので、どんな方法でも構いません。いないいないばぁをしたり、手遊び歌をしながらでもいいですね。

そして恒例の集合写真。本当にみんな最後までのんびり穏やかさんで、思い思いにリラックスしていました。中にはずっとお隣さんと手を繋いで、早速お友達になっている社交的なベビーちゃんもいました。(意外に毎回1組はその姿を見るので、赤ちゃん同士も良い刺激になっているのかもしれません)
最後はやはりほとんどのベビーちゃんが眠りにつき、なんだか大人がとても癒された時間でした。
写真を見返していると、どのママさんもマスク越しでもわかる優しい眼差しをしていらっしゃって、この時間がかけがえのない大切な時間なんだなと実感させられます。
タッチケアには年齢制限はありません。継続が大切とは思っていても、年齢があがるにつれ自然とお世話以外で「(心にも)触れる」ということが少なくなってしまいます。
3、4歳頃になると「抱っこして〜」「食べさせて〜」「横にいて〜」それすらも「自分でできるでしょ!」と言い放ってしまいがちですが、本当はまだまだ触れ合いが必要な時期。いくつになっても、断られないうちは「触れる」ことを大切にしたいですね。自分を見て触れてくれる、それが安心の基盤となって、また次の成長の支えとなってくれるはずです。
元気でいてくれさえすれば十分と願っていたあの頃の気持ちを、タッチケアの写真を見ると私自身も思い返します。(撮影したお写真は約1週間後にお渡しします。)
5月はお休みさせていただきますので、次回は6月28日(土)14時〜(約1時間)です。
受付または電話にてご予約お待ちしております♪